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エアロゾルジェットを用いた電気化学センサーの作製

最終更新: 2019年9月10日

ブレシア大学の研究グループが、エアロゾルジェットを用いてたんぱく質検出のための電気化学センサーを作製しました。

この研究成果は、Sensorsで発表されています。


この記事は下記論文の紹介記事です。

論文:

Cantù, Edoardo, et al. "Aerosol Jet Printed 3D Electrochemical Sensors for Protein Detection." Sensors 18.11 (2018): 3719.

https://www.mdpi.com/1424-8220/18/11/3719


生物学的サンプルの分析のための電気化学センサの使用は、今日、広く普及すると同時に、診断および製薬研究の場から求められています。

一方で、信頼性および再現性に関して、依然として議論されている状態です。

プリンテッドエレクトロニクスの拡大分野では、解像度、小型化、柔軟性の向上を約束するエアロゾルジェット印刷(AJP)が有望視されています。


同グループの研究では、AJPを使用して、形状化、材料および3D液体試料の閉じ込めの観点からカスタマイズされた電気化学センサを設計および製造し、官能化プロセスの変動性を低減することを提案しています。



エアロゾルジェットを用いた製造プロセス(Sensors HPより)


幾何学的、電気的および表面的特徴の分析の後、最適なレイアウトが選択されています。次いで、陽極剥離電圧メトリーを用いて参照タンパク質として選択したインターロイキン-8を定量する電気化学的試験を行っています。作製したAJPセンサは、標準的なスクリーン印刷された電極と比較しています。

AJPセンサの結果は、検出限界(2.1〜0.3ng / mL)を低減するナノ構造能力を確認したとのことです。

さらに、スクリーン印刷されたセンサと比較すると、AJPは、相対標準偏差の点で50%から10%の改善をもたらしたとのことです。


同グループは、今回作製したセンサーは、いくつかのバイオテクノロジーアプリケーションに統合可能な測定技術の信頼性と再現性を向上させることに有望と主張しています。


#エアロゾルジェット


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