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エアロゾルジェット印刷における乾燥効果を加味したインク設計

最終更新: 2019年3月8日

Sandia National Laboratoriesのグループが、エアロゾルジェット法のシースガス流による乾燥効果を明らかにしました。。

この研究成果は、Flexible and Printed Electronicsで発表されています。


この記事は下記論文の紹介記事です。

論文:

Secor, Ethan. "Guided ink and process design for aerosol jet printing based on annular drying effects." Flexible and Printed Electronics (2018).

http://iopscience.iop.org/article/10.1088/2058-8585/aadffd/meta



エアロゾルジェット印刷技術は、ミスト化した液体をシースガスによって微細流にし、基板に吹き付ける技術です。使用できる液の自由度と微細印刷が可能な点、基板との印刷ギャップが大きい点からプリンテッドおよびフレキシブルエレクトロニクスにおける新たな印刷手法として注目されています。


印刷メカニズム動画


しかしながら、エアロゾルジェット技術のプロセスに対する詳細な理解は未だなされていません。同グループは、プロセスの一部である、シースガスによって引き起こされる乾燥と衝撃の相互作用に焦点を当てて研究を実施しました。


エアロゾルジェットを用いた実験と数値モデル化を組み合わせることで、これらの影響は堆積速度、解像度、形態など、プロセスの主要な出力に劇的な影響を与えることが示されています。

これらの効果は、インク組成または噴霧収率のわずかな変化を増幅し、プロセス感度およびドリフトを増加させる可能性がある。

さらに、本論文では環状乾燥現象を直接操作するための手法が提示され、プロセスを調整し研究する実行可能なツールが提供されています。


この作業は、エアロゾルジェット印刷プロセスを理解し、この有望な技術の成熟を促進するための、より堅牢な理論的枠組みを確立し、プリンタ設計、インク配合、印刷パラメータの結合効果を明確すると同グループは主張しています。



#エアロゾルジェット

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