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エアロゾルジェット技術を用いて摩擦電気モーションセンサーを開発

University of Cambridgeの研究グループが、エアロゾルジェット技術を用いて摩擦電気モーションセンサーを開発しました。

この研究成果は、Advanced Materials Technologiesに掲載されています。


この記事は下記論文の紹介記事です。

論文:

Jing, Qingshen, et al. "Aerosol‐Jet Printed Fine‐Featured Triboelectric Sensors for Motion Sensing." Advanced Materials Technologies 4.1 (2019): 1800328.

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/admt.201800328



摩擦電気効果を用いた摩擦電気モーションセンサーは、デバイス構造と材料の相対的な単純さから関心を集めています。

ただし、これらのセンサーは、従来のフォトリソグラフィ技術に代表される印刷技術における制限により、運動の空間的および時間的解像度が低いという課題を有していました。さらに、微細な構造をパターン化するためには、比較的簡単な金属コンポーネントに依存しているため、透明なセンサーの開発も求められています。ポリマーは透明なデバイスを可能にしますが、これらの材料は金属と比較して微細なパターンを形成することが困難という課題がありました。



この課題に対し、同グループは、エアロゾルジェット印刷(AJP)技術を使用して、ポリマーを含むさまざまな材料を使用した摩擦電気センサーを開発しました。

本研究において、モーションセンサーの全体的な解像度を決定する際に重要となる材料選択と機能サイズの役割に関する詳細な調査が提示されているとのことです。

3チャンネルのロータリーセンサーも本研究結果において紹介されており、より複雑な摩擦電気式モーションセンサーの開発におけるAJP技術の汎用性を示しています。


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