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導電性および耐溶剤性を向上したPEDOT:PSSインク

Yeungnam Universityの研究グループが、PEDOT:PSSにシリコンベースの硬化剤を混合し、導電性および耐溶剤性を向上した静電ジェット印刷可能なインクを開発しました。

この研究成果は、Physical Chemistry Chemical Physicsに掲載されています。


この記事は下記論文の紹介記事です。

論文:

Tang, Xiaowu, et al. "Enhanced solvent resistance and electrical performance of electrohydrodynamic jet printed PEDOT: PSS composite patterns: Effects of hardeners on the performance of organic thin-film transistors." Physical Chemistry Chemical Physics (2019).

https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2019/cp/c9cp04864b#!divAbstract


ポリ3,4-エチレンジオキシチオフェン:ポリスチレンスルホン酸(PEDOT:PSS)は、将来の電子デバイスの有望な金属フリー電極材料として大きな関心を集めています。

PEDOT:PSSパターンを生成するための印刷手法は、ピエゾインクジェット法をはじめ複数の印刷技術が知られています。


同研究グループは、シリコンベースの硬化剤をPEDOT:PSS複合材料に導入し、耐溶剤性PEDOT:PSS複合パターンを製造する目的で導電性インクを調製しました。

印刷手法としては、電気流体力学ジェット(静電ジェット)を用いています。

開発したインクを用いて電気流体力学(EHD)ジェット印刷により、PEDOT:PSSと硬化剤複合材料の直接パターニングが可能になり、導電性と耐溶剤性が向上することを確認しました。



本研究では、EHDジェット印刷により、PEDOT:PSS複合材料をソースおよびドレイン電極として作製し、ボトムゲートボトムコンタクト有機薄膜トランジスタ(OTFT)を製造しています。得られたPEDOT:PSSおよび硬化剤複合電極付きOTFTは、硬化剤なしの電極付きOTFTと比較して優れた電気的性能を示しました。



#EJet #PEDOT:PSS

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