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ポリイミドにAgNWを混ぜることで柔軟性を持った透明電極を作製

中国海洋大学のグループが、インクジェット法を用いて準安定なβ型グリシンの単離を実証しました。この研究成果は、Crystal Growth & Design(2017)掲載されています。


この記事は下記論文の紹介記事です。

論文:

Zhao, Rong Rong, et al. "Ultra-flexible and robust transparent electrodes by embedding silver nanowires into polyimide matrix." AIP Advances 8.6 (2018): 065013.

https://aip.scitation.org/doi/full/10.1063/1.5026054


タッチスクリーン、太陽電池、発光デバイスなど、あらゆる種類のオプトエレクトロニクスインターフェースデバイスには、透明電極が不可欠です。 銀ナノワイヤー(AgNW)は、ITOに代わる透明電極材料として期待されている材料です。しかし、表面粗さや接着性の低さから透明導電性フィルム用途における実用性は制限されています。


このような課題に対し、同グループはAgNWをポリイミドでコーティングして混和することで表面平滑性が高く、高い密着性を持ったフレキシブルな透明電極を実現しました。

作製したgNW / PIフィルムは、シート抵抗が約7-13Ω/□の優れた導電性をもち、かつ、PIの物理的および化学的性質に起因する優れた透明性および機械的弾力性を有するとのことです。


a.AgNW/PIフィルムの作り方 b.サンプル (AIP HPより)

PIにAgNWを埋め込むことにより、AgNWの浸透膜の表面粗さを減少させると同時に、AgNWの接着性はガラスまたはプラスチック基板上のAgNWのみの場合と比較して大幅に向上することを確認しています。さらに、AgNW / PIフィルムは、任意の撚り合わせおよび加熱試験後の導電率の点で、並外れた安定性を示したとのことです。



今回報告された研究では、AgNWにPIを混ぜることによる実用性の向上を確認しています。AgNWとPIの混合体を液状態で安定化できるのであれば、今後は液体制御技術を用いた応用が期待されるかもしれません。また、各々の液を液体制御技術で塗布し、基板上で混合しても面白いかもしれません。


#AgNW



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