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Meteor社、SG600を駆動する基板とソフトを提供開始

インクジェットヘッド用制御基板を提供しているmeteor社がFUJIFILM Dimatix社の新しいインクジェットヘッドSG600に対応したと発表しました。


この記事は下記プレスリリースの紹介記事です。

プレスリリース:

https://www.meteorinkjet.com/about/news/meteor-inkjet-offer-electronics-and-software-to-drive-SG600-printhead-from-fujifilm-dimatix/


Meteor社(2016年12月よりグローバルグラフィックス社の子会社)は、イギリスケンブリッジに本拠を置き、産業用インクジェットプリントヘッドを駆動する基板やソフトウェアのリーディングサプライヤです。

対応しているインクジェットヘッドメーカーは幅広く、FUJIFILM Dimatix、コニカミノルタ、京セラ、リコー、SII、東芝テック、Xaarのインクジェットヘッドに対応しています。


今回の発表により、FUJIFILM Dimatix社の新しい循環ヘッドSG600を制御する基板、ソフトが提供可能となったとのことです。


FUJIFILM Dimatix社製SG600(meteor社HPより)

FUJIFILM Dimatixによって発売されているSG600は、ノズル近傍循環を持つSG1024(400dpi)と同じタイプのヘッドであり、600dpiの高解像度を実現したヘッドです。本ヘッドは、テキスタイル、段ボール包装、セラミック、その他多くの産業印刷アプリケーションに適しています。


各Meteor HDC-SG600ヘッドドライバカード(HDC)はSG600を制御でき、最大8台のHDCを収容できるMeteor PCC-E GbitEプリントコントローラカード(PCC)を介してサポートされています。

複数のPCCをシームレスにリンクして、最大2024個のプリントヘッドを駆動できます。

エレクトロニクスと組み合わせて使用​​されるMeteorの強力なソフトウェアは、幅広いアプリケーションをサポートしており、プリントシステム構築者は、デジタルフロントエンドの設計を柔軟に行うことができます。


Meteorは、SG600用の基板とソフトウェアに加えて、プリントヘッド評価キットと波形開発キットを提供し、プリントシステム設計を容易にし、市場投入までの時間を大幅に短縮します。マルチヘッド、マルチインク構成は、エレクトロニクスとソフトウェアを使用して評価し、統合することができ、その後、製造に直接移行することができます。


Meteorのマネージングディレクター、Clive Aylingは次のようにコメントしています。「2006年に初めてMeteorブランドのドライブ・エレクトロニクスをDimatixプリントヘッドに投入したことにより、FUJIFILM Dimatixとの長い歴史があります。新しいSG600プリントヘッド用のソフトウェアと評価装置を提供しており、開発と生産の両方の要件に対して長期的かつ信頼性の高い供給を保証し、容易に統合可能なスケーラブルなソリューションを提供することを楽しみにしています。」




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