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PV Nano Cell社、エレクトロニクスプリンターを発売

更新日:2019年9月11日

金属ナノ粒子液のメーカーであるイスラエルのPV Nano Cell社が、エレクトロニクス用のプリンターを発売すると発表しました。


この記事は下記プレスリリースの紹介記事です。

プレスリリース:



PV Nano Cell社は、イスラエルの金属ナノメタルインクメーカーです。

用途や印刷手法ごとに適した金属ナノメタルインクを多数扱っています。



PV Nano Cell社銀インクSicrys SEM画像(同社HPより)

同社が、展示会IDTechにてエレクトロニクス専用プリンターJetPEIを発売する予定であると発表しました。


同社のフェルナンド・デ・ラ・ベガ博士は、下記のように述べています。

「今回のIDTechショーで、プリントエレクトロニクス用に設計された最初のJetPEIプリンタを発売することに非常に興奮しています。本装置は2017年の終わりに入手した非常に成功したFlexoJet技術を基に構築されています。このツールは、手頃な価格で高品質のツールの1つであり、業界全体でデジタル印刷の量産を実現するためのさらなるステップを提供するものです。」


デラ・ベガ博士は次のように続けました。「当社のSicrys製品の品質、安定性および価格は、付加的なデジタル導電性エレクトロニクスと3D印刷のために導電性インクの大量生産の実現をリードしてきました。JetPEIプリンタはプロセスの追加ステップであり、当社および印刷ソリューションプロデューサーのパートナーのプロフェッショナルスタッフ達は、付加的な量産電子機器をデジタル印刷できるように着実に努力しています。 よりエキサイティングな開発に向けて調整を続けてください!」


さらにPV Nanoの最高経営責任者(COO)であるEyal Shpilbergは次のように述べています。「JetPEIは、アフターセールスのインフラストラクチャーがある米国の顧客に供給する準備ができています。同社はすでに、次世代のPEJetプリンターの開発を開始しました。これは、光学検査、UV焼結、加熱チャックおよびその他のエキサイティングな機能を高精度、最大10個のインクを並行して印刷する能力、内部焼結および 手頃なエントリーレベルのJetPEモデルの選択的真空チャックを搭載したものです。」


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