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局所部位への着滴:φ50μmの円柱
インクジェット法によって生成された液滴は微小のため、基板上での跳ね返りが起こりにくい傾向にあります。
また、数10μmの位置精度で指定の位置に非接触で液を滴下することができます。
この二つの特徴を活かすことで、Φ100μm以下の微細部位への滴下が可能です。
局所部位への着滴:φ25μmの繊維
局所部位に付着した液滴の挙動は、基板上での濡れ性に依存します。
親液性の高い部位であれば、着滴後に濡れ広がり、
撥液性の高い部位であれば、付着した液はその場にとどまります。
傾斜部への連続着滴
傾斜部へ着滴した液滴は、傾斜を転がらずにその場にとどまります。
液滴サイズが小さいため、付着してその場にとどまる表面エネルギーの影響が重力や傾斜方向にはねようとする運動エネルギーに比べて優位に働くためです。
上記動画では、着滴の衝撃では動かなかった繊維が、液の濡れ拡がり時の表面張力の力によって動く様子が確認できます。
様々な微小部位への滴下の様子
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